薬で自宅治療がイチバン?オススメのいぼの治し方8つ

顔や首、指や足の裏などありとあらゆるところにできるイボ。
女性は特に気になるものです。なんとか取り除きたいけれど、病院に行かなければならないの?
自宅で治療はできないの?
そんな疑問にお答えするべく、自宅治療と医療機関での治療のそれぞれを細かくご紹介していきましょう。

イボとは

イボは正式に医学用語では疣贅(ゆうぜい)といいます。
疣贅は大きく分けて加齢による皮膚の変化である老人性疣贅と、ウイルスに感染することによって発症するウイルス性の二つに分けられます。
老人性と名が付いていますが、子供でも中年でも起こりうる症状です。
ウイルス性のものは他人に感染させることもあり、イボを触った手で傷口に触れると高確率でイボができてしまいます。
ウイルス性でもその多くは尋常性疣贅と呼ばれるものです。

このイボの種類によって効果のある治療法とそうでないものがありますので、見極める必要があります。
白っぽいものや肌色のものならウイルス性、褐色のものなら老人性イボの可能性が高いでしょう。

自宅で治療する

イボは自宅で治療することができます。
代表的なものは塗り薬による治療ですが、その他に服用するもの、化粧品などもセルフケアに利用できます。
家庭でケアする方法とその場合の注意、イボを防ぐためにできることも併せてご紹介しましょう。

サリチル酸を利用した外用薬を使用

薬局やドラッグストアなどで購入することのできる外用薬がいくつもありますが、それらはサリチル酸を主成分として配合しています。
このサリチル酸には角質を柔らかくする作用があり、イボに塗ることで角質を腐食するので柔らかくなります。
それによって細胞分裂が促進され、新しい皮膚を再生しようとする力が高まり、結果としてイボを除去することができるのです。

主な商品としては液体タイプと絆創膏タイプがあるので、イボの場所やお好みで選ぶといいでしょう。
ただし気をつけたいのは正常な皮膚にサリチル酸が付着しないようにすること。
健常な皮膚にももちろん作用するので、軟化して肌を傷めてしまいます。
慎重に患部にのみつけるようにしましょう。

またたくさんイボがある場合でも、一度に全てには塗らないようにしましょう。
皮膚への負担が大きく、肌トラブルを起こす可能性があるからです。
1〜2箇所ずつ治療していきます。

ではサリチル酸を含む市販のイボ治療薬の中でも代表的な「イボコロリ」を例に使い方を説明しましょう。
イボコロリの他にもスピール膏など様々な軟膏、外用薬がありますが、概ね使用方法は同じです。

イボコロリ

イボ治療薬といえば有名なのはこの横山製薬の「イボコロリ」。
サリチル酸を10パーセント配合しており、ウイルス性のイボのほか足の裏のイボや魚の目、タコの治療にも使います。
液体タイプと絆創膏タイプ、内服錠があります。
内服錠については次項に後述します。

液体タイプの場合、キャップに付属している棒の先に薬液をつけ、患部に塗っていきます。
入浴後の使用は、肌が柔らかくなっているので効果的です。
速乾性で白い膜ができ、有効成分がどんどん浸透していきます。
乾いた後なら水に濡れても構いません。
1日に4回程度塗布します。

次に塗るときはこの被膜を剥がしてから塗ります。
ただし剥がしづらいときは無理をせず被膜の上から塗って構いません。
4日前後続けると、イボが白くなってきます。
痛みがないようであればゆっくりとピンセットなどで取り除きますが、剥がしにくい場合はお湯につけると取れやすくなります。

これを完全に取れるまで繰り返します。
イボが取れた後の皮膚は自然に再生されます。
1日に4回塗布するのが場合によっては難しいかもしれません。
その場合は絆創膏タイプが便利です。

絆創膏タイプも基本の使い方は同じです。
S・M・Lの3サイズと、切って使うフリーサイズがあります。
入浴後によく水気を拭き取り乾いた状態にし、薬が付いている部分をずれないように当てしっかり密着させます。
そのまま2〜3日貼ったままにしておき、白くなってきたらゆっくりと取り除きます。
途中で濡れた場合は水気を拭き取り、入浴などで剥がれてしまった場合は新しいものに貼り替えます。

これを液体タイプと同様に完治するまで繰り返します。
貼りにくい場所のイボや、絆創膏で肌荒れしてしまうのでなければ、貼ったままにしておける絆創膏タイプの方が手軽でしょう。
7歳から使用することができます。
ただし顔や粘膜、肛門や外陰部付近にできたイボや、老人性のイボには使用できません。

ヨクイニンを利用した薬などを服用

ヨクイニンというハトムギの種子に含まれる成分は、イボに効果があると言われています。
このヨクイニンを主成分とした飲み薬を飲むことで、体の中からイボに作用し、さらにイボのできにくい体にしていきます。
ハトムギ茶を飲むのもいいでしょう。
先述のイボコロリシリーズにも内服薬がありますが、即効性はないため、液体タイプか絆創膏タイプの外用薬と併用することが勧められています。

化粧品で治す

また、イボに効く成分を配合した美容液やクリームなどの化粧品もあります。
これらは主にヨクイニンを配合し、その他杏仁オイルやドクダミエキス、ハトムギエキスを使用しているものもあります。
こちらも内服薬と同様に即効性はありませんが、継続して使うことにより自然とイボを取ることができます。
これらには角質ケアと美肌効果もあるので、スキンケアとしても一石二鳥です。
実際にはどんなものがあるのでしょうか。6つご紹介しましょう。

ぽっつるん

ヨクイニンエキスにさらに人工の細胞膜と言われるリピジュアを配合。
硬くなったお肌をなめらかにしてぶつぶつ角質やイボに力を発揮します。

艶つや習慣

放っておくとイボになってしまう角質粒をケアしてくれるオールインワンジェル。
プルプルのジェルは有効成分ヨクイニンのほか皮膚の老化を防ぐあんずエキスを配合。
マッサージするようになじませます。

シルキースワン

ヨクイニン、ドクダミエキスをメインとしたイボケアのための化粧品です。
ゲルクリームで使いやすく、首イボに最適です。

つるっぽろん

ヨクイニンエキスをベースにしたクリームタイプ。
サラッとべたつかず伸びもよいので使いやすいでしょう。つるんとした肌に整えます。

イポケア

首や顔にも使える美容液。他に比べると安価です。

アンミオイル

ステアリン酸やリノール酸など5つの成分が含まれ、それぞれに角質を柔らかくしたり潤いを与えたりする力があります。
肌に優しい成分でイボに作用します。

家庭でのケア、してはいけないこと

早く取ってしまいたいイボ。
何日も何ヶ月も待てない!
その気持ちはわかりますが、ハサミで切ったり掘ったりするのは厳禁です。
皮膚を傷つけ出血したり化膿したり、またウイルス性であれば別のところにイボがうつってしまうこともあります。
そして傷跡が残ってしまう可能性もあるため、自分で切ったり削ったりは絶対にやめましょう。

イボを防ぐためには

イボには老人性、ウイルス性と2種類ありますから、予防策も異なります。

ウイルス性はとにかくウイルスを体内に取り込まないこと。
傷口から侵入するので、どんな小さな傷でも保護してウイルスが入らないようにしておきます。
またプールや公衆浴場などを使う際も必ず防水の絆創膏を貼り、感染しないように気をつけましょう。集団生活を行う子供の場合は特に注意が必要です。

また感染しても体の免疫力が高ければ発症しません。
食生活や生活習慣を整えるなどして免疫力を高めましょう。

老人性のイボの場合、原因は遺伝的なものなど幾つか考えられますが、大きなものとして紫外線とスキンケア不足からくる肌の摩擦が挙げられます。
UVケアを怠るとメラミン色素が増えシミになり、それが積み重なることでイボに変化していきます。
また肌が乾燥することにより摩擦が起き、イボができやすくなりだけでなく乾燥した肌は紫外線の影響をさらに受けやすくなってしまいます。
きちんと化粧水など水分を与えた上でUVケアをし、乾燥防止のため潤いを保つようにしましょう。

病院で治療する

このように家庭でイボのケアすることもできますが、イボの種類は細かく言えばさらに多く、医学的知識なく見分けるのは難しいかもしれません。
また初期の小さなイボならセルフケアで治すこともできますが、長年放置していた大きなイボになると処置も大変です。
悪化させたり傷跡が残ったりという心配もありますし、一人で無理をせず専門家に委ねるのも賢い方法でしょう。

様々な治療法

イボで病院に行くならかかるのは皮膚科ですが、その他美容クリニックでも対応しているところもあります。
治療法はレーザー治療や窒素治療などが挙げられ、それぞれのイボに合わせた治療を行いますが、費用や痛みや傷跡の有無、治療期間などもよく相談し納得した上で治療を受けましょう。

液体窒素治療

マイナス200度の窒素で急速冷凍し細胞を死滅させる凍結治療です。
かさぶたが自然に剥がれれば完了ですが、麻酔を使わないので痛みがあります。

炭酸ガスレーザー治療

炭酸ガスを使ったレーザーで焼き切る方法です。皮膚科の他美容外科や美容皮膚科でも行われますが、保険治療でない場合がほとんどなので、事前に確認しておきましょう。傷跡が残りにくい方法です。

切開手術

大きなイボには切開手術による切除が行われる場合もあります。
麻酔をかけてから行い、傷跡も半年ほどで目立たなくなるでしょう。

ハサミで切除

自宅でハサミによる切除は絶対にしてはいけませんが、医師が専用の道具で切り取ることもあります。
短時間で済み、価格も比較的安価なことから最も手軽な方法でしょう。

内服薬治療

皮膚科でも治療に内服薬を用います。
ただし市販のもの同様にイボを直接取り除くわけではないので、単体で治療に使われることは稀です。
他の治療と併用されることが多いでしょう。

イボに適切な処置が大切

いかがでしたか?
できるだけ手軽に安価に、そして綺麗にイボをとってしまいたいですよね。
家庭でのケアももちろんできますし大切ですが、使用法を誤ったりイボの状態によっては悪化させてしまう場合もあります。
異常を感じたらすぐに使用をやめ、医師の診断を受けるようにしましょう。

また日頃からイボが増えにくいよう体の内側から予防することも大切です。
いうまでもなく正しい睡眠やバランスのとれた食事は健康な体に不可欠です。
イボだけでなく肌トラブルはこれらの生活習慣に起因していることが多いので、規則正しい生活と栄養バランスを考えた食事をとり、イボのできにくい体にしていくといいでしょう。

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